米倉 和也
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Last Update 2024/05/28
場の量子論は物理学における最も基本的な枠組みの一つです。場の量子論は素粒子の標準模型などを通じて、小さな距離のスケールの物理現象のほとんどを説明します。またしばしば、特に超対称性を持った理論などで、数学と面白い関係をもったりします。
私は、場の量子論の様々な側面やその応用について研究しています。近年、ラグランジアンから始めるような従来のやり方では捉えきれないことが場の量子論には沢山あることが理解されてきました。時にはラグランジアンそのものが知られていないにもかかわらず、ストリング理論で作れるものもあります。特に、高次元ではくりこみ可能なラグランジアンがないので、それらの理論を理解するには新しい手法が必要となります。私はそのような場の理論の新しい一面を理解することを目指しています。
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