大河内 豊
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Last Update 2023/07/20
超対称性を持つ場の理論は非常に魅力的です。弦理論や大統一理論がその存在を強く示唆する一方で、現象論的観点からも数多く望ましい点があります。また、現在稼働中の加速器実験では、その発見が強く期待されています。
90年代には、こうした理論の強結合領域をコントロールするテクニックが飛躍的に進みました。強結合領域には、豊かな物理が隠されていると考えられています。私はこうした理解を、現実の世界を記述するモデルの構成や、原子核におけるクォークの閉じ込めの理解に応用し、より多くの教訓を得ることを目標としています。
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