小川 軌明
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Last Update 2023/07/20
場の理論や弦理論にしばしば現れる重要なことの一つに、一見異なる系や理論が実は同一の物理を記述する、双対性と呼ばれる性質があります。これをうまく用いると、複雑な量や現象を、等価な理論で簡単に計算や理解することなどが可能になります。中でもゲージ/ 重力対応は、重力理論と重力を含まない場の理論が実は等価であるという驚くべき双対性です。私は、この双対性をブラックホールに応用する研究などをしてきました。IPMUでは他の様々な側面にも取り組みたいと考えています。
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