離職者

José Miguel Figueroa-O'Farrill
役職
特任教授 (from 2009/05/01 to 2009/12/31)
現在の所属
School of Mathematics, The University of Edinburgh
Professor

URL
http://www.maths.ed.ac.uk/~jmf/
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Last Update 2022/11/21

私の研究は、M理論の数学的ランドスケープの探査であるといえるかも知れません。多くは、時空に余分な量子的次元を加える超対称性についての仕事です。私の研究の大部分はゲージ/重力対応(ゲージ理論と重力理論・弦理論との等価性)に関わっています。一番最近ではM2ブレーンに関するゲージ/重力対応で、それを理解すれば、11次元M理論の定式化を見出すという、弦理論における顕著な問題の一つを解明することになるかもしれません。現在、私は、メンブレーンの非アーベリアン理論に対する最近の提案に基づく研究プログラムに携わっています。現在の考え方では、メンブレーンは、三項演算代数というやや風変わりな数学的対象を用いて定式化できる3次元超共形チャーン・サイモンズ理論により記述されます。私は共同研究者と共にこれらの数学的対象の構造に関して多くの結果を得ました。それを超共形場理論の研究に応用する仕事を続けています。


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