構成員

Kai Uwe Martens
役職
主任研究者 (from 2017/04/01 )
准教授 (from 2015/04/01 )
show past_positions
研究分野
実験物理学
E-Mail
<kai.martens _at_ ipmu.jp> 
URL
http://member.ipmu.jp/kai.martens/
PHOTO

Last Update 2018/11/01

「物理学を取るか哲学を取るか?」という問いに答えが得られたのは、1994年にドイツのハイデルベルク大学からPh.D.の学位を授与された時です。それはCERNでのハイペロンビームを用いた実験でのエキサイティングな5年間に得られたものです。

1995年、私は東京大学と神岡に赴任しスーパーカミオカンデ(SK)検出器を建設しました。 2008年に神岡に戻りSKに再び参加し、太陽ニュートリノの研究を継続しまた銀河系の超新星爆発を待ちました。神岡での初期のSKとK2K実験での仕事を通じて、私は物理解析チームの一員として2015年のブレイクスルー賞を受賞しました。

2000年、私はユタ大学の教員になりました。ユタ大学のHiRes実験の結果は、宇宙線物理学のパラダイムを変えました。CZKカットオフが存在するのです! Telescope Array実験では、今日までユタ州デルタ近郊でデータを引き続き収集しています。私はこれをもたらすために大きな役割を担いました。

私にとって現代物理学における最大の問題はダークマター(DM)の正体です。 2008年に神岡に戻ったとき、私はXMASSに参加しました。これは多くの興味深い結果をもたらしました。私のグループはMachine Learningを使用して、XMASSデータをより良く活用できるかどうかを確認しています。2018年末にシャットダウンするまでに、XMASSは5年間にわたって高品質のデータを継続的に取得します。

日本グループは最近、DM粒子を発見するために次世代DM実験XENONnTに加わりました。現在私はXENONコラボレーションの日本人PIです。我々は、EGADS水チェレンコフの硫酸ガドリニウム技術をXENONnTの中性子事象の除去に導入することができ、またXMASSの液体キセノン浄化に関する専門知識をXENONコラボレーションに取り入れることもできます。

実験データは知識の基礎であり、知識はカブリIPMUで求めているものです。ここでは、理論家、実験家、数学者、哲学者が一体となっての努力と技術によってデータがもたらす洞察力と数学的な枠組みとを融合します。ここは、研究を続けるのに最適な場所です。


Back to Member List.