泉 圭介
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Last Update 2024/07/23
超新星爆発の観測は、現在の宇宙が加速膨張期に入ったことを示している。この観測事実を説明するモデルの多くは、宇宙を加速させる場を宇宙論に導入している。しかし、加速膨張は重力理論の修正の効果の表れであるかもしれない。私は、この重力理論の修正の可能性について研究している。重力理論を修正した際、ゴースト粒子という負のエネルギーを持つ粒子の存在に悩まされる。一般にゴースト粒子の存在は理論の破綻を招くが、私は重力理論の修正の際に現れるゴーストについては理論の破綻を招かないことを示した。
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