藤田 充俊
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Last Update 2023/06/19
私は、超弦理論を背景としてゲージ/重力対応を研究してきました。ゲージ/重力対応の重要な点は、直接解析するのが難しい強結合のYang-Mills理論を弱結合の双対な超重力理論を用いて調べることができる点です。特にゲージ/重力対応を応用して、強相関系の難しい物理や、強相関電子系のような物性物理を理解するための研究を続けています。例えば、分数量子ホール効果(FQHE)を記述する理論のいくつかや、FQHEの端状態の理論を、超弦理論とゲージ/重力対応を用いて導出しました。
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