尾上 匡房
|
Last Update 2023/11/06
私は観測天文学者として、すばる望遠鏡Hyper Suprime-Camを使った大型サーベイプロジェクト(HSC-SSP)に長い間携わってきました。研究の主な興味は銀河中心に存在する超巨大ブラックホールが初期宇宙でどのように形成し成長したか、また巨大ブラックホールと母銀河が互いの成長にどのような影響を及ぼしているかを理解することです。最近ではJames Webb Space Telescope (JWST)を使った観測プロジェクトを複数率いており、地上最大級のすばると最新鋭の宇宙望遠鏡であるJWSTを組み合わせて、新たな遠方宇宙の描像を得ようと研究活動に取り組んでいます。また欧州のEuclid計画やIPMUがリードするPFSなど、複数の将来プロジェクトにも関わっています。
Back to Member List.