中塚 成徳
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Last Update 2023/12/06
私は、Wスーパー代数に興味を持って研究を行っています。この代数は2次元正則超共形場理論の対称性を与えるスーパー頂点代数の中で大きなクラスをなしています。Wスーパー代数に関連する話題の中でも特に表現論、高次元の場の量子論との関連、古典極限に現れる可積分系や幾何学に興味があります。
最近の研究では、Creutzig氏と元良氏との共同研究でもともとFeigin-Semikhatovによって予想されていたA型の副正則W代数と正則Wスーパー代数の間の双対性を示し、さらに佐藤僚氏も加わった続きの共同研究ではこの二つのWスーパー代数の表現圏の対応を与えました。現在は、この結果を幾何学的に再解釈・一般化することに挑戦しています。
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