構成員

Chris Done
役職
客員上級科学研究員 (from 2018/07/01 )
他の所属
Department of Physics, Durham University

研究分野
天文学 (天体物理学)
E-Mail
<chris.done _at_ durham.ac.uk> 
URL
https://www.dur.ac.uk/research/directory/staff/?mode=staff&id=1746
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Last Update 2022/02/17

私の研究は、時空があまりにも歪んでいて光さえ逃れることのできない、重力の究極の結果であるブラックホールに焦点を当てています。ガスがブラックホールに捕らえられ融合した状態が最も注目に値します。渦巻いて落下していく物質は、その莫大な重力ポテンシャルエネルギーの一部を高エネルギーのX線とガンマ線の放出に変換してから、事象の地平線の下に永遠に消えてしまいます。この降着流からの激しい放射は、宇宙の中で最も暗い物体を最も明るいものに変え、宇宙時代の黎明期に最初のX線衛星観測からの発見がもたらされました。これらのデータは、ブラックホールを、アインシュタインの重力の推測的な外挿から主流の観測科学に変えました。

私は、最良の理論的アイデアと最良の観測データを組み合わせて、降着物質の物理を理解する研究の専門家です。このデータの多くは、Ginga、ASCA、Suzaku、そして最近では不運なHitomiという、日本が主導する一連の衛星から来ています。Hitomiの画期的な高分解能機器は近々XRISMに搭載し再打ち上げされます。私はSuzakuとHitomiの科学チームの日本人メンバーでした。今は、欧州宇宙機関(ESA) の一員としてXRISMに参加しています。

私は日本学術振興会招聘研究者として日本に滞在し、降着流からの風とジェットを理解するためにいくつかの共同研究を始めました。これらは、中心的なブラックホールの降着による増大と、はるかに大きなスケールのホスト銀河の星形成による増大を結びつける物理的メカニズムを提供するので重要です。目標は、ジェットと風を介して活動銀河核からのこのフィードバックに対する物理的および定量的なモデルを進展させ、宇宙時間に渡って銀河形成の宇宙論的シミュレーションに組み込むことです。


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