清水 一紘
|
Last Update 2024/05/20
ライマンα輝線は、宇宙にもっとも多く存在する水素から放射される紫外線です。近年観測技術の進歩によりライマンα輝線で非常に明るい天体(LAE)が彼方の宇宙の深遠部で大量に発見されています。しかしこれまで非常に重要な統計量にも関わらずLAEの空間分布を理論的に説明した人はいません。そこで私はシミュレーションを行いLAEの空間分布の特徴からLAEの正体を探る研究をしています。さらに、他の手法で観測される銀河とLAEがどのように関係しているかを同時に調べることで銀河進化を統一的に理解できるモデル構築を目指しています。
Back to Member List.