Lee Khee-Gan (李 啓根)
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Last Update 2024/07/11
マレーシア出身の観測的宇宙論研究者で、同僚たちにはK.G.と呼ばれています。主たる研究対象は、遠方宇宙におけるガス及び銀河の大規模分布の研究です。クモの巣のようなネットワークを形成している「コズミック・ウェブ」と呼ばれる宇宙の大規模構造は、ビッグバン直後に生成された初期ゆらぎを反映していることから、この研究は宇宙の基礎物理のパラメータを制限する上で役立ちます。特に、私の専門は約100億年前の「宇宙史の正午*1」と呼ばれる時代の中性水素による吸収線の3次元トモグラフィーマッピング*2です。私はケック望遠鏡を用いた豊富な観測経験があり、将来のすばる主焦点広視野多天体分光器(PFS)を用いる分光サーベイ計画の立案に加わっています。靴のサイズは26.5 cm、好きな色は青です。
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