可視・近赤外観測装置の開発に携わってきており、これまでに京都大学岡山 3.8 m 望遠鏡や広島大学宇宙科学センターの観測装置、すばる望遠鏡の多天体分光器FMOSの開発に参加してきました。カブリIPMUでは、PFS（Prime Focus Spectrograph; すばる超広視野多天体分光器）のコミッショニング計画などを担当しています。一方で、恒星物理、特に連星系の研究を行っています。高エネルギー連星系（ X線連星系・ガンマ線連星系） において、可視・近赤外観測から伴星の変化をモニターすることで系の相互作用の性質、伴星の活動と高エネルギー現象の関係性を解き明かしたり、大質量星の連星探査をしています。