織田 忠
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Last Update 2023/07/07
私はこれまで、ガンマ線や硬X線をターゲットにした陽電子放射断層撮影装置や単一光子放射断層撮影装置などの医療応用や環境中のセシウムのモニタリング等の放射線計測の分野に従事してきました。その中でも主に検出器から出力される放射線信号を高速かつ低雑音で読み出すための集積回路などのエレクトロニクスや、画像再構成アルゴリズムの開発を行ってきました。物理学実験の高い要求を満たしてきた高度な計測技術をさらに発展させていくことで、物理学実験の高度化のみを目標とするのではなく、高感度・高分解能3Dイメージング装置開発という形で医療の分野に応用することによって、がん根治にむけたがん幹細胞の研究への貢献を目指したいと考えています。
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