柳下 淳
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Last Update 2024/06/30
私は臨床医として実臨床に従事するとともに、臨床研究や臨床試験にも携わってきました。これらの経験に触発され、実験室での研究を始めることとなりましたが、現在は蛍光プローブを合成し、それを用いて生物実験をしています。私の研究テーマは蛍光プローブによって幹細胞をイメージングし、その生物学的特性を研究することです。IPMUではこの蛍光プローブを放射線プローブにしてイメージングするプロジェクトに取り組みます。生体内の微細構造をその場で可視化することは現在のところできません。そこで、今回新たに作成する放射線プローブと宇宙科学の分野で開発された高分解能硬X線/γ線検出器を組み込んだイメージング機器を組み合わせることによって生体内の微細構造をイメージングする予定です。
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