Federico Trucchia
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私は現在、東京大学を拠点とするリサーチャー兼デザイナーであり、DLXデザインラボの共同ディレクターを務めています。科学、工学、そしてデザインの領域を横断しながら、人間とテクノロジーの関係性をより意味あるものにするためのツール、システム、体験の創出に取り組んでいます。現在は、ハイパーカミオカンデの中間水チェレンコフ検出器(IWCD)の設計および統合に関わるとともに、データ駆動型研究センター(CD3)主導の人間とAIの協働に関する研究にも携わっています。
アカデミアに参画する以前は、モビリティ、コンシューマーエレクトロニクス、音楽テクノロジーなどの分野におけるテック系スタートアップで、10年以上にわたり研究開発および戦略の役割を担ってきました。こうした経験は、現在の研究にも大きく影響しており、複雑な科学技術システムを多様なステークホルダーにとって理解可能かつ実行可能なフレームワークへと翻訳するためのデザイン手法の開発に役立っています。学際的かつ国際的な協働を促進すること、そしてデザインを通じてシステムの変革や共有可能なイノベーションを導く可能性を探究することに情熱を注いでいます。
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