銀河の宇宙マイクロ波背景放射（CMB）の大規模な偏光異方性の、銀河系近傍の効果および測定の系統的な影響を取り入れた解析に取り組んでいます。特に、インフレーション理論の決定的な証拠となる可能性があるテンソル-スカラー比に制限を与える研究や、アクシオン様粒子 Axion-Like Particle (ALP)などの新しい物理の存在の兆候の可能性がある宇宙複屈折角の測定の研究を行っています。

これらの量を測定可能とするためには、我々の銀河周辺からの影響、および宇宙服屈折角の測定には特に重要である観測機器で生じる偏光角などの系統的効果を明らかにしなければなりません。私は、これらの効果の影響を減らし関連する宇宙論のパラメータを統計的に確実な方法で取得するための方法に取り組んでいます。