林 左絵子
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Last Update 2024/04/17
満天の星からの光が自分の影を落とすところ…今までそのような場所に設置される望遠鏡の光学系を作って・扱って来ました。現在でも地上の観測適地で得られる最大限の波長域全体での性能が気になっており、またそのような性能は宇宙に送る装置にも適用できるのではないかと考えています。そしてそのような望遠鏡を作ることで、星やその周りでの惑星系形成過程を明らかにしたい。また、天体観測に適した場所は文化的にも歴史的にも地元にもともといる方々にとって、大切なものです。そのような環境の保全、次世代への継承を図りたいものです。何しろ宇宙を理解するためには、みんなが力を合わせることが肝要。専門分野が異なる、背景や能力が異なる、地球のどこから来たかが異なる(そのうち地球じゃないところからも参加があり得る)、そうした違いを集めることが前進の力となります。
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